ページの表示速度が速いかどうかは、かなり重要です。
表示されるまでに数秒遅くなるだけで、そのサイトから離脱してほかのページに移動する人は多くなってしまいます。
同じページでも、表示が遅いだけで見てもらえなくなるなんて、とても残念ですね。
サイトやブログを運営するなら、ページの表示速度を早くできるように工夫しておくといいですよ。
結果的に、ページビューが増えたり、検索結果の順位が上がったりするなどの効果が出ることもあります。
今回は、ページの表示速度を上げるためにできる工夫について書きたいと思います。
サーバーの違い

サイトを運営しているサーバーによって、表示速度に差ができることがあります。
レンタルサーバーを借りている場合、あまりに安いサーバーだと、アクセスが集中した時には特に、表示速度が遅くなりやすいものもあるようです。
信頼できるサーバーと契約するかどうかは、意外と重要ですね。
また、無料ブログサービスでも、編集するときやアクセスが集中したときの処理速度が遅くなる可能性もあります。
ある程度の条件の良いレンタルサーバーに自分で契約して運営したほうが、サクサクと表示されるサイトにできるでしょう。
エックスサーバーは、初心者から上級者にまで定評があります。数あるサーバーの中で迷ったら、エックスサーバーはおすすめです。
※公式ページ
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PHPを最新の状態にする
ふだん、サイトの記事を編集しているときに設定を意識することはないかもしれませんが、PHPを最新版にしておくことも、サイトの表示速度を速くするのに効果があるようです。
PHPの更新は、ふだんのワードプレスのダッシュボードではなく、「サーバーの管理画面」から行います。
エックスサーバーの場合、設定画面を開いて該当する項目から、比較的簡単にアップデートすることができます。
もし、最新版になっていなければ、アップデートしてみましょう。
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ワードプレスを最新にする

WordPress のプログラムは、定期的にアプデートされていきます。
エックスサーバーで運営していると、自動的に最新版にアップデートしてくれるので、自分ではとくに何かの操作をする必要はありませんが、もし、自動的にアップデートされない時には、手動でアップデートしておくのがおすすめです。
セキュリティ面で向上したり、各種の不具合が改善されるようになるからです。
必ずしも毎回のアップデートごとに、サイトのページの速度が速くなるわけではないかもしれませんが、ワードプレスを最新版にしておくと、サイトの質を保つのに役立ちます。
プラグインをアップデートする
何かのプラグインが、サイトの表示を遅くする原因になっているかもしれません。
必要のないプラグインは入れないほうが管理しやすいですよ。
また、直接サイトの表示に関係ないかもしれないプラグインも、最新版にアップデートしておくと、プログラムの動きがスムーズになります。
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写真のデータサイズを小さくする

ページの表示速度が遅くなりやすいのが、写真です。写真データのサイズが小さいほど、ページの表示が速くなります。
大きな画素数で撮影できるカメラだと、画像がキレイに映りますが、ホームページ上で表示するときには、画素数が多ければ良いというわけではありません。
むしろ、画素数が小さいほど、サクサクページが表示されるので扱いやすくなります。
荒い画像にならない程度に、画像データを小さくできる画像サイズがちょうどいい大きさですね。
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写真を圧縮してくれるプラグインを使う
同じ画像サイズを使ったとしても、画像を圧縮して、表示速度を上げてくれるプラグインがあります。
写真を多く入れたサイトを使っている人はとくに、入れてみるのがおすすめですよ。

例えば、EWWW Image Optimizer というプラグインは、画像のデータサイズを圧縮して表示を速くするのに役立ちます。
以下のリンクで、詳細を確認できます。

まとめ
「サイトの表示がおそいな〜」と感じる時には、サーバーの性能、写真などのデータサイズを小さくする、画像を圧縮するプラグインを使うなどのことを確かめると、表示が早くなることが多いです。
また、その他のPHP、ワードプレスのプログラム、各種プラグウインなどを最新版にアップデートしておくと、サイトの表示を速くできるだけでなく、様々なトラブルを予防することができるでしょう。
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