いくつかのドメインを持っていて運営していると、当然ながら、アクセス数や収益の面で差ができてきます。
たいていは、記事数が多くなるにつれて、アクセスが上がってくるものですが、伸び方にはバラツキが出てくるでしょう。
それは、同じ記事数でも、同じ時間だけ経過しても、収益が同じように上がるとは限らないということです。
そのような場合、平均的にサイトを伸ばすよりも、伸びている部分に注目してもっと伸ばすほうが、効果が高いです。
ネット記事の場合、いまいちな記事がたくさんあるよりも、数が少なくても多くの人が読んでくれる記事がヒットするほうが、アクセスが上がるからです。
人気のある記事があるかないかで、ものすごく変わります。
今回は、伸びているサイや記事をもっと伸ばすと良い理由や方法について書きたいと思います。
いまいちな記事ばかりだと、アクセスされにくい
よく、「一つの記事につき1,000文字以上、100記事書くことを目標にしましょう」
というセリフを聞いたことがある人は多いと思います。
ある意味、目標にするという意味では、わかりやすく、効果がないわけではありません。
ところが、100記事が経過しても、全くアクセスが増えた気がしないことだって起こります。
いろんな理由があると思いますが、内容が薄い記事で、競争が激しすぎるジャンルで書き続けたような場合です。
ちょっとやそっとでは、キーワードが引っかかりません。
目新しい情報もなく、いろんなサイトや記事の中で埋もれてしまいます。
あるいは、記事の順位が上がるまでにはまだ時間がかかるので、待つ必要があることもあるでしょう。
目に見えた成果が出ない時期は、全てがダメなように見えてくることもありますが、もうちょっと頑張れば検索されるようになることもあるので、必ずしもその記事がダメダメなわけではないこともありますよ。
ただし、そのジャンルの記事を他にも書いて内部リンクを入れたり、もっと詳しく修正して記事の内容を充実させると、良くなることもあります。
ただあきらめるよりも、もう少し工夫できることがないかを試してみるといいですね。
※記事修正の関連記事
伸び盛りなサイトや記事はどんな感じ?

書いても書いても反応が見えないことがあるかと思えば、記事をアップするたびに全体的なアクセスがどんどん増えていくのを実感できることもあります。
また、ある時期に、特定の記事だけとてもアクセスが上がることがあります。
そんなときは、サイトが伸び盛りです。
「あれ、見間違いかな?」
と思うくらい、アクセスがアップしたりします。
需要の多い季節だったり、検索順位が上がって、一気にヒットするようになっていたりするのです。
※ アクセスアップの記事
放っておいたら勢いがなくなる

一時的にアクセスが増えても、放っておくと、また元の状態に戻っていきます。
少し、最低ラインが上がるというか、下がってもヒットする前よりも上がっているという感じになることが多いです。
「これで放っておいてもどんどんアクセスが上がる」
など思っていると、残念な結果になってしまいます。
ヒットした記事と同じほどのヒット記事を連続して書くことは難しいとしても、勢いのあるサイトをこの間にも充実させていくと、他の記事も成長するきっかけになります。
また、アクセスの集まる記事があると、関連記事としてほかの記事にも移動して合わせて読んでもらえるチャンスも広がっていきます。
関連して面白い記事を用意できるようになると、一回サイトにきてくれた人が、しばらく同じサイト内の記事をいくつか見て行ってくれるようになるので、どんどん可能性が広がりますね。
いまいちな記事が多いよりも、検索順位が高いほうが強い理由

例えば、そのサイトの記事が、検索だとほとんど10ページ目以降などにあるとしたら、わざわざ検索結果10ページ目のその記事目がけて来てくれる人がどれだけいるでしょうか?
よほどこれまでのページに満足できなかった人か、よほど知りたい人は訪れるかもしれませんが、通常は、ほとんどの人は見てくれません。
だいたい、検索結果の1ページ目あるいは、リストの1〜4位くらいまでざっと見て決めてしまうことが多いでしょう。
その中でも、かなりの割合の人が1位、2位くらいしか見なかったりします。
そうであれば、検索結果リストの1位、2位であるか、それ以降であるかでものすごく差ができます。
150記事あるのに、順位の低い記事ばかりよりも、50記事しかなくても、1位の記事が一つでもあるほうが、全体としてのアクセス数はかなり多くなります。
アクセスが集まる記事を書くためにできること
狙ってできれば、難しくないのですが、狙ってもいまいちになってしまうことはよくあります。
それでも、狙わないよりは、可能性が高くなります。
いまいちな記事は、いまいち感を出してしまうクセが残っていることがあるからです。
まずは、明らかに良くない書き方があるなら、それを直していくことは決して無駄になりません。ヒットを狙うためには、工夫して最善を尽くしていくことから始まります。
例えば、読み手の知りたい情報が書かれていない、情報量が十分でない、読んでいて全然おもしろくない、などです。
ときには、自分でも予想していなかった記事がヒットすることもありますが、せめて、自分で客観的に見て「よく書けた!」と思える内容にしていきたいものです。
自分で客観的な視点で見れるようにすること
そして、可能であれば、だれかに記事を読んでもらって素直な感想を言ってもらうことで、けっこう気がつくことがあります。
自分では気に入っていても、
・字が小さいとか、
・写真やイラストがないからつまらないとか、
・わかりにくいとか、
・読んでいて面白くないとか、
など、他の人に意見を何でも言ってもらうことで、初めて意識できることがあります。
【写真素材サイト】
※レイアウトや装飾に関する記事
HTMLコードを使ってみようー文字装飾(太字、下線、色など)
たくさん記事を書くと、ヒットする確率も上がる
「100記事書いたんだから、なんとかして…」
と思うことがありますが、もっと増やして、200記事書いてみたら、人気サイトになるかもしれません。
書き続けてみると、文章力も上がっていきます。
また、関連記事も増えて、そのジャンルに強くなっていきます。
ちょっとした偶然で、良い記事が書けるかもしれません。
もう少し続けてみたら、変わることもあります。
それで、いまいちな記事が増えることを恐れて書くことをやめてしまわない方が、良いのかもしれません。
出来るだけヒットできるように狙いつつも、おそれずに工夫して記事を増やしていくのが、地道な方法です。
すぐに良い結果が出るわけでもなく、時間をかけても必ずしもうまくいくとは限らないということがどうにも我慢ならない場合には、ブログやサイト作りに向いていないと思うので、もし副収入を目指しているなら、他の方法や仕事を探した方が良いと思います。
ダメなところを補強するよりも、良いところを伸ばそう!
機会を無駄にしないのは、伸びそうな気配があるときに、良いところを伸ばす方法です。
ほとんどだれも見にこない記事を地味に修正するよりも、アクセスが増えつつあるサイトの記事を増やしたり、人気ジャンルを充実させるほうが、目に見えた効果が出やすいです。
どこに力を入れるかで、1か100かくらいの違いが出たりします。
せっかく伸び盛りのところがあるなら、放置せず、そのサイトを補強するといいですよ!
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