グーグルのサーチコンソールのサイトが新しくなって、仕様が変わりました。
以前のバージョンに慣れていた人も、新しい画面の使い方をマスターしたいですね。
新しいサーチコンソールでは、
「項目にFetch as Google がない?」と最初のうちは見つけられませんでしたが、実際にはありました。
今回は、新しいバージョンのサーチコンソールでの Fetch as Google (インデックス登録リクエスト送信)について書きたいと思います。
新しいページのインデックス登録をリクエストする方法
新しいバージョンのサーチコンソール画面の、上にある黒いバーの中にある、「サーチボックス」のところに、インデックスしたいページのURLアドレスを入力し、検索にかけます。

URL検査の結果として、新しいページであれば、「URLがGoogleに登録されていません」という画面が出てきます。
同時に、「インデックス登録をリクエスト」という項目が表示されるので、その部分をクリックします。

すると、「公開URLがインデックスに登録可能かどうかをテストする」という画面に切り替わります。

ここで、少し待ち時間がかかりますが、しばらくすると、リクエストが送信されます。


「インデックス登録をリクエスト済み」になるとOKです。
その後、そのページがクロールされ、インデックスされるようになります。
すでにインデックスされると、同じようにサーチボックスでURLを検索にかけると、このように、「URLはGoogleに登録されています」と表示されます。

Fetch as Googleの役割
新しい記事をアップしても、グーグルのサーチエンジンに登録(インデックス)されていなければ、検索エンジンで表示されないので、アクセスを集めるのが難しいです。
とくに、サイトが新しい頃は、グーグルのクロールロボットの巡回頻度が遅く、新しい記事を見つけてもらうまでに、どれくらいかかるか、正確にはよくわかりませんが、かなり時間がかかります。
それで、Fetch as Google を使うと、インデックスのリクエストをすることができるので、グーグルボットにクロールしてもらいやすく、早くインデックスされやすくなります。
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新しいサーチコンソール画面での変更点

サイトのレイアウトが変わるときには、多少戸惑うことがありますが、新しいサーチコンソール画面では、以前よりもバージョンアップしています。
検索パフォーマンス→機能拡大
例えば、「検索パフォーマンス」では、これまでの画面では、過去30日間あるいは期間を切り替えても最大90日間分のデータまでをグラフでみることができましたが、新しいバージョンでは、過去一年以上前のデータまでまとめて見ることができるようになっています。
季節によって、需要が変わるサイトの場合、過去3ヶ月よりも長い期間で、1年を通してのデータが参考になることもあります。
「表示回数」「クリック数」「検索順位」といったデータを確認できます。
それで、新しいバージョンでは、これまでよりもデータの分析をしやすくなっています。
サイトマップ→カバレッジで確認
新しいバージョンでは、「インデックス」の項目に、「カバレッジ」という項目が含まれていて、そこでインデックスされたページ数の推移を見ることができます。
クロールの統計情報→?
そのサイトがどれくらいクロールされているのかを見ることができた項目ですが、新しいサーチコンソール画面では、今のところ見つけることができていません。
以前のバージョンで、引き続きまだ見れるようになっているので、気になるときには、以前のバージョンで確認できます。(2019年1月10日現在)
新しいサーチコンソールを使っていたら、以前ほどクロール数のグラフを見なくなってきました。クロール情報を見なくても、大きく困ることはないのかもしれません。
ただ、新しくサイトを立ち上げてしばらくは、表示回数やクリック数のデータがゼロのまま続いたので、クロール数の推移をよく確認していました。それで、クロールデータが見れないと寂しくなるので、引き続き新しいバージョンでも確認できたらいいな、と思います。
まとめ
これまでのサーチコンソールで利用していた主な機能は、新しい記事のインデックスをリクエストする「Fetch as Google」 と、「検索パフォーマンス」、「サイトマップ」でインデックスに登録されたページ数の確認などでした。
ページが早く検索されるようにするために、とくに重要だと考えていたFetch as Google が、新しいサーチコンソールでも使えるので、安心して移行することができますよ。
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