先日、アクセス解析を見たら、いつも見ないページにアクセスが集まっていました。
/h/4625773.html
というのは、「ページが見つかりませんでした(Not Found)」と出るページです。
わざとこのページ目がけてアクセスされると困ります。
それと同時に、アクセス解析の集客の参照を見ると、
resell-seo-services.com
という見慣れないページより訪問があることがわかりました。
これは、スパムのアクセスです。
このページから来るアクセスをブロックすることはできるのでしょうか?
特定のサイト(参照元)からのアクセスをブロックするには

サーバーの.htaccessの機能を使います。
エックスサーバーの場合、ログインした後、「サーバーパネル」の「ホームページカテゴリー」にある「.htaccess編集」をクリックします。
そこで自分のサイトのドメインを選択し、.htaccess編集画面に指示を書き込みます。
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTP_REFERER} ^http(s)?://(www¥.)?resell-seo-services.com [NC]
RewriteRule ^.*$ – [NC,F,L]
【参照記事はこちらです】
と記入して、「保存」「確定」しました。
(青字の部分は、ブロックしたいサイト名に変更して使えます)
コードの意味などの詳細は、参照元のサイトに説明されています。
終わった後は、自分のサイトが無事に表示されるかどうか確認して見ましょう。
結果
それまで、午前中に来ていた13アクセスで止まったので、ひと安心でした。
その後、少し作業をしてまたアクセス解析の画面を見ていたら、また「ページが見つかりませんでした」のページへのページビューが増えています。
「あれっ、さっきブロックしたはずなのに?」
ということで、参照元を見てみると、別のサイトからのアクセスになっていました。
auto-seo-service.com
似たような名前ですが、ちょっと目を離していた間に5アクセスも来ています。
困ったものです。
【追記 2018年8月31日】
しばらくして、ほんの1文字違いの参照元(リファラ)から同じようにアクセスが来ていました。
autoseo-service.org
autoseoservice.org
です。ブロックするのが面倒になってきますね。
リファラスパム
どうやら、これはリファラスパムといって、参照元(リファラ)が気になった人がこのアドレスをクリックして訪問することを狙っているようです。
こうした参照(リファラ)を利用したスパムのようですね。
【グーグルアナリティクスでフィルターにかける】
別の対処法として、グーグルアナリティクスで、このアドレスをフィルタにかけて、統計にカウントしないようにするという方法もあります。
そうすると、アクセス解析の時に紛らわしくなくて良いですね。
まとめ
ときどきアクセス解析を見ていると、不正なアクセスがないか早めに発見できます。
サーバーの.htaccess画面の編集は大変そうに見えましたが、書き込み方さえわかれば、それほど難しい作業ではありません。
慎重に書き込む必要はありますが…
「コードの書き方がよく分からないな〜」という場合も含めて、アナリティクスで、統計に反映されないようにフィルタにかける方法も、実際的だと思います。
スパムからのアクセスがあったときに、試してみてはいかがでしょうか。
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