インターネットで検索していると、とても長い記事に出会うことも多いです。
たいていは、知りたいことがまだまだ続いて、読みごたえがあるな、と感じますが、時々、読むのが疲れるほど長い記事もあります。
長すぎると思うか、内容が充実している良い記事だと思うかは、その情報の質や構成などの文章力しだいで変わってくるのです。
その違いはどこにあるのでしょうか?
今回は、サイト記事の長さに注目して見たいと思います。
どうして長い記事が多いの?
文字数が増えれば情報量が多く、また記事を読む人のページ滞在時間が長くなるので、検索エンジンからの評価が高くなりやすいため、ということが考えられます。
詳しく書いていくと長くなる、ということもあります。
インターネットで調べるときには、すでに多少知っていることをさらに詳しく知りたいことも多いので、丁寧でわかりやすい説明のページは、人気が出やすいのです。
そういう記事は、長いことも多いです。
簡潔でわかりやすい文だと読みやすい

長い記事は、ちょうど知りたい内容が書かれていれば喜ばれますが、ただ長く延ばしているだけのような、まわりくどい表現だったり、何が言いたいのかわからないような場合には、続きを読む気になれないこともあります。
それは長い記事の失敗例と言えるでしょう。
何が言いたいのか、要点が伝わることのほうが、記事の長さよりも大切です。
それで、記事が短くてもわかりずらいこともありますし、長い記事でも簡潔でわかりやすい説明を使って、記憶に残る場合もあります。
短い文章もわかりやすくする必要があるなら、長い文章ではなおのことよく整理されていないと、わけがわからなくなってしまいますね。
短かすぎてつまらなくなることもあるよ
簡潔でわかりやすい短い文章も、好まれるものですが、短いことが短所になることもあります。
当たり障りの無い、面白くない仕上がりになりやすい、という点です。
話の中に知りたいこと、興味深いこと、新しい情報を織り交ぜると、読み手は満足感を持ちます。
短い文章の中では、ひと通りのふつうの内容をさらっと入れて終わりになってしまっては勿体無いのです。
「そこをもうちょっと詳しく知りたい!」という、期待に応えられるような記事が良いでしょう。
長い記事を書くときにできる工夫は?

ただ何でも多く書けばいいということでもないので、長い文章を書くときにできる工夫についても考えていきたいと思います。
要点を絞って、内容をふくらませると良い
文章の長さにかかわらず、簡潔であるために、要点は少ないほうが全体が引きしまります。
短い記事の中にいろいろな要点を入れると、お得感があるように感じるかもしれませんが、そうするとかえって、何が言いたいのかわからない、中途半端な感じで終わってしまいます。
ひとつのテーマに沿って、話題をふくらませるような展開が望ましいです。
何かの検索ワードを入れてそのページを訪問した読者は、そのキーワードにまつわる情報を探しているので、そのキーワードあるいはタイトルに合った内容が知りたいはずです。
いつの間にか違う話題に移っていると、ちょっと違うな、と思われるでしょう。
見出しを活用する

文章が長くなってくると、読む方も疲れてきやすくなります。
見出しを作って、記事のポイントをざっと見れるようになっていると、安心して読み進めることができます。
まずはざっと見出しを見て、面白そうな展開だったらじっくりと読むことにする人もいますし、ひと通りの早めに記事を読んでから、どんな内容だったかを振り返るために見出しを見ることもあります。
それで、適度に見出しを入れると読みやすくなります。
また、書き手の側としても、話の流れをつかみやすく、書き進めやすいです。そして、何を書いて、何についてまだ言っていないかを把握しやすくなります。
見出しタグは、h2、h3、… と何種類もありますが、数字の順番通りに、h2、h3と使っていくほうが良いです。
それは、h2を使っていないのに、h3、h4だけを使ったりしない、という意味です。
大見出しの中に小見出しを作っていくような感じです。
目次プラグイン
見出しをページのはじめの方に目次として表示できるプラグインもあります。
目次があると、読み手は、どれくらいの長さの記事かがわかりますし、さらに知りたい内容のところまでジャンプすることもできるようになります。
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写真やイラストを入れる

長い文章になってくると疲れてくるので、途中に写真を挿入すると、グッと読みやすい印象になります。
写真を見ると、ちょっとひと休止入れることができて、続きを読む元気が回復します。
※ 写真やイラスト素材についての記事
記事を追記・修正する
記事を公開してからも、時々読み返して修正したり、さらに書き加えることのできる情報を足していくと、より専門的で、しっかりしたページになります。
最初に書いたときには、完璧に思えても、あとから読み返してみたら、何だか物足りないな、と自分でわかることもあります。
新しい情報が出てきて、追記や変更が必要なこともあるかもしれませんし、誤字、脱字を見つけることもできます。
話が脱線しないようにしつつも、追記や修正できることは足していくといいですよ!
※ 記事の修正についての記事
まとめ
やたらと長いページばかりなのも疲れるので、短めの記事と長編記事を混ぜるといいかな、と思います。
はじめは1,000文字を入れるのもやっとで書いているのに、いざ読んでみると1,000文字では少ないかな、と思えてきます。
斜めにざっと読む人も多いので、元々短すぎる記事は一瞬で終わってしまいます。
この記事では2,000文字を超えていますが、いつも1,000文字くらいで慣れていると、たくさん書いた感じがします。
ネット上では、まだまだ長いページがたくさんあります。
長文を書くのも技術ですね〜
ざっと見てもわかりやすく、最後まで読みたくなるような記事や、知りたい内容が書かれていて、じっくりまた読んでみたくなるようなライティングができたらいいですね!
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