記事を書くときに、ちょっと休憩を挟みたくなることがあります。
特に長い記事では、完成するのに時間がかかりますし、ちょっと休憩してから記事を読み返して、修正したり誤字を直したりすると、記事の質が良くなるからです。
そんな時には、ワードプレス編集画面の「下書きで保存」というボタンをクリックすると、途中のまま公開されてしまうことなく、下書きを保存しておくことができます。
また、「予約投稿」にすると、指定した日時にその記事を公開できるようになります。前もって記事を書いておいて、好きな日時に公開できると、予定を立てやすくなりますね。
これらの設定は、無料ブログのwordpress.comでも、自分でサーバーにインストールするwordpress.orgでも同じように使えます。
(関連して、「ワードプレスとwordpress.comの違いは?」の記事もどうぞ。)
今回は、「下書き保存」と「予約投稿」についてまとめたいと思います。
下書き保存の活用法

【下書き保存が便利な場面】
- 何回かに分けて書くとき
- 時間を置いてから、記事の修正や読み返しをするとき
- 記事のアイディアが浮かんだとき
何回かに分けて書くとき
ちょっと長めの記事を書いているときには、下書き保存できると助かりますね。
流れるように記事を書き上げてしまうことができれば、それはそれでいいのですが、調べたりしながら書くような記事は時間がかかるので、休憩なしだと大変になります。
また、文章を書き上げてからも、写真やイラストを入れたり、リンクや広告を加えたりするのにも、時間がかかることがあります。
※ 写真に関連する記事
※ アフィリエイトの関連記事
公開前に修正しよう
時間を置いてから記事を読み直してみると、誤字脱字に気がついたり、よりわかりやすい表現に変えたりすることができます。
表現方法は色々あるかもしれませんが、誤字脱字は絶対に直した方がいいです!
いい内容の記事でも、間違い字があると、読み手はがっかりしてしまいます。
文章が書けたら、何度か読み直してみるのがおすすめです。
ひと呼吸おいてからの方が、客観的に読むことができて、さらに良いアイディアが浮かぶことも少なくありません。
アイディアを書きとめるとき

次にどんな記事を書こうかというアイディアが浮かんできたときに、タイトルだけでも下書きに保存することができます。
別のところにメモしておくときもありますが、下書き保存すると、どこに書いたかわからなくならないところが便利です。
アイディアを保存しておくと、思い出す手間が省けるので、時間短縮になりますよ。
いろいろと、他の作業をしていると、いいアイディアでも思い出せなかったり、時間がかかったりすることがあるからです。
タイトルだけなら、短時間で書き留めることができ、その後、時間のあるときに本文をしっかり書き上げることができるようになります。
予約投稿の機能
ブログ記事は、一度にまとめて更新するよりも、定期的に新しい記事を載せていくほうが、読者に喜ばれやすいです。
毎日、あるいは何曜日に更新するとわかると、定期的にサイトに新記事を読みに来てくれることもあります。
書き手の側としては、他に用事がある日があったり、休日にまとめて記事を仕上げたいという都合もあるので、そんなときには、予約投稿機能が便利です。
前もって記事を仕上げておいて、予定した日時に公開されるように設定できます。
そうすると、更新頻度のムラを少なくすることができますね。
※ 更新頻度についての関連記事
下書きの記事を長く放置しない
予約投稿で、公開日がすでに決まっていると、記事がたまっていくことはありませんが、下書き保存に入れたまま、いつまでもそのまま放置してしまうということはあり得ます。
それで、下書き保存には、記事のアイディアではよく使いますが、途中まで書いた記事はあまり貯めないようにしています。
ちょっと間を開けて見直すのもいい方法ですが、間が空きすぎると、全部イマイチに思えてきたりして、公開されることなく終わってしまった記事も過去にありました。自分の中で、その話題が冷めてしまうのです。
アイディアがまとまって、集中して書き上げてしまう方が、あとから何度も毎回集中し直すよりも効率よく仕上げることができるように思います。
その話題のまだ熱いうちにアップしてしまうといいと思います。
ある程度記事がまとまって、誤字脱字がない程度に完成されたら、100%の出来ではなくても、記事を公開するほうが、ブログ作りが長続きすると思います。
記事を公開してからでも、修正や追記をしていけば大丈夫です。
※ 内容やテーマの関連記事
ワードやpagesなどで記事を書く

オフラインで記事を書きたいときには、ワードやPAGES、メモ(iPadなどで使えるアプリ)を使うことがあります。
インターネットが使えないところでも書くことができて、便利です。
書いた記事を全選択、コピーしてから、サイトの編集画面にペーストすると、書いた記事をそのまま使うことができます。
ペーストしてから、見出しの字の大きさを変えたり、写真を入れたり、修正は必要ですが、新しく書くよりも断然短時間で仕上げることができます。
また、文字数をカウントしてくれるメモアプリがあるので、記事の下書き用に使うこともできますよ。
(関連して、「文字数をカウントしてくれるおすすめのiPadアプリは?」もどうぞ。)
HTML付きで書いてもOK
ワードなどに書くときに、あらかじめ、見出しタグである、<h2></h2> などをあらかじめつけて書いておくと、編集画面で、テキスト画面の方に貼り付けると、修正がほとんど必要がなくなります。
タグ付けに慣れていなければ面倒なので、あとから編集画面でクリックして変えていけば問題ありませんが、、。
HTMLタグに慣れた人がタグ付きで書いていると、プロっぽいような感じがしますね。
私は、普段はHTMLタグなしで書いて、あとから編集するので、HTMLタグ付きで最初から書くのとどちらの方が手間がかかるかよくわかっていません。
興味がある人には、HTMLを使ってみる練習になるかもしれませんね。
※ HTMLの関連記事
HTMLコードを使ってみようー文字装飾(太字、下線、色など)
まとめ
下書きに長く置いていると、記事を仕上げる熱意が冷めてしまうことがあるので、数個までにとどめておくのがおすすめです。
「下書き保存」や、「予約投稿」を使うと、記事を書くタイミングや、公開するタイミングを上手に調整することができるようになりますので、ぜひ使ってみてくださいね!
コメント